ブログやサイトを立ち上げたあと、次の悩みで手が止まる方は多いはずです。
- SEO対策は専門知識がないと無理なのか
- 外注は高いので自分でやりたい
結論からお伝えすると、SEO対策は自分でできます。ただし順番を間違えると、時間だけが消えていきます。
本記事では、外注せずに5つ以上のWordPressメディアを運営してきた現役SEOライター兼ディレクターの筆者が、自分でできるSEO対策を手順と難易度別に整理します。無料ツール3つの比較と実際の利用者の口コミ、筆者の成功と失敗の体験談まで交えて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
筆者のSEOを回してきた実績
「SEOは自分でできる」と言われても、書いている本人の数字が見えなければ判断できません。そこで先に、筆者が回してきたSEOの実績をお話します。ここでは、次の2つを解説します。
- 委託を受けたメディアで年間約36万UU・約48万PV
- 家電ブログのハブ記事1本で90日1,000クリック超
委託を受けたメディアで年間約36万UU・約48万PV
筆者は、委託を受けたメディア全体の0から立ち上げで、年間約36万UU・約48万PV(2025年通年)売り上げ年間約120万円まで育てています。
食品・美容メディアを担当し、キーワード選定、調査、執筆、公開、数値分析までを受け持ってきました。キーワード選定から数値分析までを通しで見ると、どの工程で順位を落としているかが分かるようになります。
自分でやる意味は費用の節約よりも、工程どうしのつながりが見えることだと感じています。全工程を一度は自分で経験してみたいという方は、1記事を最初から最後まで自分で担当するのがおすすめです。
比較ブログのハブ記事1本で90日1,000クリック超
個人で運営しているブログ(2025年6月開設)では、「比較」「違い」系の68クエリで1〜3位に入り、90日間で1,005クリックを集めています。ブログはもともと品番比較記事だけのフラットな構成でしたが、2026年から関連記事を束ねるハブ記事を初めて導入しました。
「比較」系の検索は1つの記事に任せ、ほかの記事の見出しにはその言葉を入れないというルールを決め、自分の記事同士で順位を奪い合わないように(カニバリ回避)しています。記事を増やす前に、どの記事にどの検索を任せるかを決めるのが大切でした。記事数が増えてきて整理したいという方は、まず代表記事を1本決めるのがおすすめです。
SEO対策は自分でできる|先に押さえる3つの前提

手を動かす前に、全体像と費用感、そして今のSEOをどう捉えるかを整理します。ここを飛ばすと施策が場当たりになります。ここでは、次の3つを解説します。
- SEO対策は3種類に分かれる
- 自分でやる場合と外注する場合の費用差
- 「SEOはもう終わった」という論点はいったん切り離す
SEO対策は3種類に分かれる
SEO対策は、コンテンツSEO・内部対策・外部対策の3つに分けられます。コンテンツSEOは検索意図に応える記事を書くこと、内部対策は見出し構造や内部リンク、表示速度などサイト側を整えること、外部対策は他サイトから引用・紹介されることです。
このうち個人が自分の手で確実に動かせるのは、コンテンツSEOと内部対策の2つです。外部対策は自分では制御できないため、狙って増やすものではありません。最初にやるべきはコンテンツSEO一本と決めてしまうほうが、迷いが減ります。何から始めるか決められないという方は、記事の中身から着手するのがおすすめです。
自分でやる場合と外注する場合の費用差
自分でやる場合、必要なのはサーバー代とドメイン代だけです。共用サーバーを長期契約すれば月額数百円台に収まり、本記事で紹介する分析ツールはすべて無料で使えます。
一方でSEOを外注すると、記事制作もコンサルティングも月単位で数万円からが相場です。金額差だけを見れば自分でやる一択に見えますが、代わりに支払っているのは自分の時間です。1本書くのに何時間かかるかを一度計測しておくと、どこから外注に切り替えるかの判断がしやすくなります。固定費を最小限にして始めたいという方は自分でやるのがおすすめです。
「SEOはもう終わった」という論点はいったん切り離す
生成AIの普及以降、「SEOは時代遅れ」「オワコン」という言葉を見かける機会が増えました。ただしこうした問いの答えを出さないと手が動かせない、という状態は避けたほうがいいと考えています。SEOの是非を議論している間も、検索結果は動き続けるからです。
本記事は「やると決めた人が、何から手をつけるか」に絞って解説します。オワコン論の中身が気になる方は、Google公式の見解や専門家の意見を集めた別記事にまとめてあるので、そちらを先に読むのがおすすめです。

自分でできるSEO対策のやり方4ステップ

ここからが実作業です。1本の記事を作って育てるまでを4つに分けます。順番を入れ替えると手戻りが増えます。ここでは、次の4つを解説します。
- ステップ1|キーワード選定と検索意図の分析
- ステップ2|競合調査と記事構成の作成
- ステップ3|PREP法とE-E-A-Tを意識して書く
- ステップ4|公開後の順位計測とリライト
ステップ1|キーワード選定と検索意図の分析
書きたいことから始めると、誰も探していない記事ができます。まずラッコキーワードで対象キーワードのサジェストを一覧化し、1記事につき狙うキーワードは1つに固定します。次に実際に検索して、上位10件がどんな答えを返しているかを確認します。手順を求めているのか、比較を求めているのか、判断基準を求めているのかで、書くべき中身が変わるためです。
検索意図の見立てを外すと、後工程を全部やり直すことになるので、ここに一番時間を使ってください。何を書くか決まらないという方は、サジェストの洗い出しから始めるのがおすすめです。
筆者は、サジェストを洗い出したあとにGoogleのキーワードプランナーで検索ボリュームの前年比も確認しています。プリンターの記事を企画したときは、旧型番どうしの比較キーワードが前年比-100%まで落ちていたため、書くのをやめて現行型番に絞りました。
また、ヘアアイロンで「コードレスアイロン」を狙おうとした際は、上位が別ジャンルのフィンガーアイロン一色だったので、新しい記事は立てずに既存記事で拾う判断をしています。書く前に実際の検索結果を見るだけで、外れる記事は確実に減らせます。
ステップ2|競合調査と記事構成の作成
上位記事の見出しをすべて書き出すと、そのキーワードで「触れないと不足とみなされる要素」が見えてきます。まずはそれを自分の構成に取り込みます。ただしそれだけでは同じ記事が1本増えるだけなので、上位10件のどこにも書かれていない要素を最低1つ足すことを条件にしてください。
公式サイトで確認した最新の数値、自分で試した結果、実際に失敗した記録などが該当します。網羅性は入場券で、独自性が順位を決めるという感覚です。競合と同じ内容しか書けないという方は、自分の運営データを1つ入れるのがおすすめです。
筆者がよく使うのは、公式サイトや価格.comで仕様を自分で確かめ直す方法です。あるヘアアイロンについて「国内専用」と書いているブログがありましたが、価格.comと公式の仕様を確認するとAC100-240Vの海外対応でした。コーヒーマシンの記事では、カプセル1杯あたりの単価をAmazonの販売価格から銘柄ごとに計算し直しています。こうした自分で確かめた数字は、上位記事を何本読んでも手に入らない独自性になります。
ステップ3|PREP法とE-E-A-Tを意識して書く
本文は結論から書きます。PREP法は結論・理由・具体例・結論の順で組む型で、読者が見出しを開いた直後に答えを受け取れるのが利点です。あわせて意識したいのがE-E-A-Tで、経験・専門性・権威性・信頼性の4つを指します。個人が現実的に強化できるのは経験と信頼性です。
自分が実際に触った記録と、一次情報の出典を明記することが最も効きます。公式サイトの数値を引くときは、確認した日付まで書いておくと後の更新も楽になります。読まれない記事になりがちだという方はPREP法から直すのがおすすめです。
口コミを載せるときも同じ考え方です。筆者の比較記事では、レビュー件数が少なすぎる型番は口コミ紹介の対象から外し、その理由を本文に書くようにしています。手元にない情報は書かないと決めておくと、自分で信頼性を削る事故を防げます。
書く環境そのものに制約があると、SEO対策は途中で頭打ちになります。広告の配置や構造の自由度がどこまであるかはWordPressでできないこと・苦手なことで整理しているので、参考にしてみてください。

ステップ4|公開後の順位計測とリライト
SEOは公開してからが本番です。Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスで、表示回数はあるのにクリックされていない記事を探します。これはタイトルと説明文の問題なので、本文を書き直す前にそこだけ変えれば改善する可能性があります。
逆に表示回数自体が伸びない場合は、狙ったキーワードとのズレを疑います。数字を見ずに感覚でリライトするのが、いちばん時間を無駄にするやり方です。何を直せばいいか分からないという方は、まず検索パフォーマンスを開くのがおすすめです。
筆者は、数字を見る前に判断基準を決めておくようにしています。たとえば購入ボタンのクリック率が低い記事なら、累計100PVを超えてもクリックが0のままなら作り直すか他の記事と統合する、平均の半分以上まで戻れば成功として他の記事にも広げる、という具合です。また内部リンクや構成を変えたあとは、約4週間は手を加えずにサーチコンソールで結果を判定します。変えたら待つを守らないと、何が効いたのか分からなくなります。
なお、上記のステップの中には初心者には難しい点もあると思います。そこで、初心者にハードルが高い「サーバー選定」は次の記事で解決できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

難易度別|自分でできるSEO対策チェックリスト

すべてを同時にやる必要はありません。効果が出やすい順に、着手のハードル別で整理します。ここでは、次の3つを解説します。
- 今日からできる初級のSEO対策
- 少し手間をかける中級のSEO対策
- やってはいけないNGなSEO対策
今日からできる初級のSEO対策
初級は、道具を入れるだけで終わる作業です。サーチコンソールとGA4を設置し、サイトマップを送信します。次にタイトルに主キーワードを入れ、見出しをH2とH3で階層どおりに整えます。画像にはaltテキストを入れ、記事同士を内部リンクでつなぎます。
どれも1記事あたり数分で終わる作業ですが、やっていないサイトは驚くほど多いです。計測できていない状態で施策を打つのは、暗闇で的を撃つのと同じなので、まず観測環境から整えてください。何もしていない状態だという方は、サーチコンソールの設置から始めるのがおすすめです。
見落としやすいのが、自分のアクセスを計測から外す設定です。筆者も家電ブログでは、しばらくの間GA4に自分の閲覧が混ざった状態で数字を見ていました。GA4の内部トラフィック設定で自分の閲覧を除外してからは、記事ごとの回遊やクリック率を正しく比べられるようになっています。
少し手間をかける中級のSEO対策
中級は、既存記事に手を入れる作業です。検索パフォーマンスで掲載順位が11位から20位の記事を抽出し、そこだけリライトします。1ページ目に届いていない記事は、少しの改善で大きく数字が動くためです。あわせて、同じキーワードを狙った記事が複数ないかを確認します。
表示速度の改善も中級に入り、画像の圧縮や不要なプラグインの削減が効きます。新規記事を1本書くより、既存記事を3本直すほうが早い場合は確実にあります。記事数はあるのに伸びないという方はリライトから着手するのがおすすめです。
筆者は家電ブログの全162記事の内部リンクを、本文を1本ずつ走査して数えたことがあります。すると、他の記事から1本もリンクされていない記事が76本ありました。書くたびにリンクを張っているつもりでも、実際に数えると半分近くが孤立していたわけです。そこから代表記事(ハブ)を作り、関連記事とのつながりを張り直しています。
やってはいけないNGなSEO対策
避けるべきものもはっきりしています。キーワードの詰め込み、他サイトのコピー、被リンクの購入、中身のない記事の量産です。いずれも短期的に効いたとしても、アップデートのたびに巻き戻される種類の施策です。
もう1つ見落とされがちなのが、1つのキーワードに複数記事を当ててしまうカニバリゼーションです。自分のサイト内で評価を奪い合う状態になり、どちらも上がりません。近い内容の記事が増えてきたという方は、統合を検討するのがおすすめです。
筆者も、ブラウンのシェーバーの記事で上位にいた記事が落ち、別の検索語では意図と違う記事が表示される現象を経験しました。その後、内容が重なっていたシリーズ9 Proの2記事は1本に統合し、古いURLは301リダイレクトで新しい記事へ転送しています。
【比較表】自分でできるSEO対策に使える無料ツール3つ

個人で始めるなら、有料ツールは不要です。役割が重ならない3つを押さえれば、計測から改善までひと通り回せます。
| 比較項目 | Googleサーチコンソール | Googleアナリティクス4 | ラッコキーワード |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料 | 無料(有料プランあり) |
| 提供元 | ラッコ株式会社 | ||
| 見られる範囲 | サイト訪問前 | サイト訪問後 | 検索需要 |
| 主な用途 | 検索順位・表示回数・CTR | 流入経路・滞在・回遊 | サジェスト・関連語の抽出 |
| 使うタイミング | リライト判断 | 導線の改善 | 記事の企画時 |
| アカウント登録 | 必要 | 必要 | 無料登録で回数拡張 |
| 導入の手間 | 所有権の確認が必要 | タグ設置が必要 | 登録のみ |
| 初心者の優先度 | 最優先 | 次点 | 企画前に必須 |
3つの違いは見ている場所が「検索結果」「サイト内」「検索需要」で分かれている点です。どれか1つで代用はできません。ただし優先順位はあり、最初に入れるべきはサーチコンソールです。順位とクリック率が分からないと、リライトの判断ができないためです。
無料ツールの口コミ・評判

公式の機能説明だけでは使用感が分かりません。法人向けレビューサイト「ITreview」に投稿された実際の声を確認します。ここでは、次の3つを解説します。
- Googleサーチコンソールの高評価な口コミ3選
- Googleアナリティクス4の高評価な口コミ3選
- ラッコキーワードの高評価な口コミ3選
Googleサーチコンソールの高評価な口コミ3選
良いポイント
運営サイトへのアクセス時に検索されているキーワードを把握できるだけでなく、その検索順位やCTRなどの詳細も確認できます。
また、URL検査ではインデックス促進ができるため、新規記事をアップした際に重宝しています。改善してほしいポイント
データの反映が遅い傾向があり、少し気になります。様々な指標については数日前、あるいはそれ以上前の時点で更新が止まっていることが多く、最新の状況を把握しにくいです。
解決できた課題・具体的な効果
・SEO対策の現状把握
・インデックスの促進
・ペナルティを受けていないかの確認
課題解決に貢献した機能・ポイント
・Google検索からの累計クリック数を把握することで、サイトの成長が見える。
・検索クエリを確認することで、予想していなかった検索ワードを発見できる。検討者へお勧めするポイント
Googleからの検索流入を増やしたいサイト運営者にとって、必須のツールだと思います。導入法や活用法についての記事もウェブ上に豊富ですので、導入のハードルは低いかと思います。
引用元:ITreview「SEO対策に欠かせないツール」
良いポイント
・分析や順位がわかりやすい
・インデックス申請をするとすぐにランキングに影響があるので便利でおすすめ。今やるべきことがわかる欲しい機能・分かりにくい点
・初めて使う時は学ばないと何をすればいいかわからない
その理由
・色々な機能があるので、もっとシンプルに絞ってほしい
・解説付きの短い動画があれば嬉しいどのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
解決できた課題・具体的な効果
・ランキングで今のポジションが明確に分かる。
課題に貢献した機能・ポイント
・毎日のランキングが分かりやすい。
グラフや表になっているのが嬉しいです。検討者へお勧めするポイント
まずは絶対にこのツールを入れないと始まりません。必須のツールです。
引用元:ITreview「見える化がわかりやすい」
Google Search Consoleの一番いいところは、「実際にGoogle検索でどう見られてるか」が無料で分かる点だと思います。どんなキーワードで表示されているのか、クリックされているのか、順位はどのくらいなのかが見えるので、なんとなくのSEOではなく、ちゃんと根拠を持って改善できるのが大きいです。
引用元:ITreview「分析は強力、運用負担が重いツール」
あと、インデックスされていないページやエラーの原因が確認できるのもかなり便利です。「なぜ検索に出てこないのか」が分かるので、無駄に悩む時間が減りました。モバイル対応や表示速度など、評価に関わる部分もまとめてチェックできるのも助かります。
サイトマップの送信やURL検査も使えば、こちらからGoogleに情報を伝えにいけるので、更新後の反映も比較的コントロールしやすい印象です。
SEOをやるなら、とりあえず入れておかない理由はないツールだと思います。
3件に共通するのは、「なんとなくのSEO」から「根拠を持った改善」へ変わったという評価です。どのキーワードで何位に表示され、どれだけクリックされたかが分かるため、直すべき記事が特定できます。URL検査によるインデックス促進を挙げる声もあり、新規記事を出したあとの初動でも使う場面があります。まず1つだけ導入するという方はサーチコンソールがおすすめです。
「ここまで読んだけどSEO対策の前にブログのサーバーってどこがおすすめなの?」という疑問を持っている方に5社比較の記事を用意しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

Googleアナリティクス4の高評価な口コミ3選
良いポイント
基本的に無料で、オウンドメディアのアクセス解析を行えます。ユーザーの行動経路が見られたり、事前にタグを設置しておけば特定のクリックなどのログを取得できる点が、ページ評価の解像度を上げてくれています。Google製品との相性がよく、Looker Studioに連携することで、簡単にダッシュボード化できるのも助かっています。
改善してほしいポイント
UAの時と比べて、少し難しくなった気がします。
言葉の定義も変わってしまい、移行当初は覚えるのが大変でした。
イベントなどのタグ設置はGTMを使わなければならないため、これらのツール未経験者にとってハードルが高いと思います。
ただ、GTMを含めGA4に関する書籍がたくさん出ているので、参考にしながら操作すれば概ね解決すると思います。どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
数字をもとにページや施策の評価ができるため、Webマーケを行う上でなくてはならないツールです。よく関係部署からページ制作・修正の依頼があるが、根拠のない制作や修正を依頼されることがしばしばあります。そこで数字をもとに必要性や改善点を議論することで、納得感のある施策に繋げることができています。
引用元:ITreview「Webマーケターにはなくてはならないツール」
良いポイント
Google Analyticsは無料で使えるにもかかわらず、サイトへの流入経路、ユーザー数、閲覧ページ、滞在時間、コンバージョンなどを細かく確認できる点が非常に便利です。広告、SEO、SNS、メールなど、どの施策から成果につながっているのかを把握しやすく、ECサイトやLPの改善判断に役立っています。特に、期間比較やページ別の数値の確認ができるため、感覚ではなくデータをもとに改善点を見つけられるのが大きなメリットです。
改善してほしいポイント
機能が豊富な反面、初心者には画面構成や用語が分かりにくく、目的のデータにたどり着くまでに慣れが必要だと感じます。GA4になってから以前のユニバーサルアナリティクスと見方が変わった部分も多く、最初はどの指標を見ればよいのか迷うことがありました。よく使う分析レポートのテンプレートや、EC・LP・広告運用など目的別に分かりやすい導線がさらに充実すると、より使いやすくなると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
サイト改善や広告運用において、アクセス数や流入経路、ユーザー行動を数値で確認できるようになり、改善施策の優先順位を判断しやすくなりました。たとえば、どのページで離脱が多いのか、どの流入元から成果につながっているのかを確認することで、LPの修正や広告予算の見直しに活用できています。以前は感覚で判断していた部分も、Google Analyticsを使うことでデータを根拠に判断できるようになり、無駄な施策を減らして効率的に改善を進められるようになりました。
検討者へお勧めするポイント
Webサイト、ECサイト、LP、広告運用などで「どこからユーザーが来て、どのページを見て、どこで離脱しているのか」を把握したい方には導入をおすすめします。無料で使える範囲でも十分高機能で、アクセス解析の基本から改善施策の検証まで幅広く活用できます。最初は用語や画面に少し慣れが必要ですが、一度見るべき指標を整理すれば、感覚ではなくデータをもとに判断できるようになります。広告費や制作コストを無駄にしたくない企業にとって、まず導入しておくべき分析ツールだと思います。
引用元:ITreview「無料で使える高精度な分析ツール」
サイトの状況を数字でしっかり把握できる点が良いと思います。特にページごとに詳細なデータが見られるので、どのページがよく見られているのか、どこで離脱しているのかといった動きが具体的に分かるため、「なんとなく」ではなく根拠を持って改善できるようになったと実感しています。
引用元:ITreview「改善が楽しくなる分析ツール」
GA4の評価は「どのページで離脱しているか」が具体的に分かる点に集中しています。サーチコンソールが訪問前を見るのに対し、GA4は訪問後の行動を見るため、役割が重なりません。タグを設置しておけば特定のボタンのクリック数まで計測できるので、記事別の成果を比べたい段階で効いてきます。回遊やCVを改善したいという方はGA4がおすすめです。
ラッコキーワードの高評価な口コミ3選
優れている点・好きな機能
引用元:ITreview「キーワード分析が簡単に行えます」
・操作性が良く、分かりやすい
・低額でキーワード分析が行える
その理由
・UI、UXが良い
・最低限のキーワード分析であれば十分に可能
キーワードを入力するだけで関連ワードやサジェストを一覧で取得でき、ユーザーが実際に検索している言葉を素早く把握できる。サイトのURL分析機能を使えば、自分のホームページがどのキーワードで評価されているかも確認でき、現状把握と次の投稿テーマの選定を同時に行いやすい。無料でも十分な機能が使えるため、ブログ運営の初期段階から実戦投入できる。
引用元:ITreview「サイト分析から次の投稿ネタ探しまで調査の入口として使いやすい」
見た目がかわいいツールですが、無料版でも、初めてSEO対策をするには十分な機能が備わっていると思います。
引用元:ITreview「初めてキーワード対策をするならおすすめのツール!」
まだSEOについて詳しく分からないけど、何か対策を始めたいという方には、まずこのツールを使うことから始めて、十分使いこなせるようになってから有料版なり他の有料ツールを導入するのが効率的かと思います。
ラッコキーワードはキーワード選定に悩む時間が減るという評価が目立ちます。入力するだけでサジェストと関連語が一覧化されるため、企画段階の手戻りが小さくなります。無料でも十分な機能が使えるため、運営初期から実戦投入できるという声もあり、最初の1本を書く前に触っておく価値があります。何を書くか決まらないという方はラッコキーワードがおすすめです。
【体験談】自分でSEO対策をやって分かった成功と失敗

ここからは、うまくいった話だけでなく、時間を溶かした話も共有します。ここでは、次の6つを解説します。
- 一次情報とPREP法を意識したら順位が上がった話
- カニバリで自分の記事同士が評価を奪い合った失敗談
- 成果が突然ゼロになり、サーバー側まで疑った話
- 無料ブログでは越えられなかった壁の話
- マイクロコピーを1行足したらクリック率が約3倍になった話
- ジャンルによって検索での評価の付き方がまるで違った話
一次情報とPREP法を意識したら順位が上がった話
伸びなかった時期の記事を読み返すと、どれも「調べたことをまとめた記事」でした。方針を変えて、公式サイトで自分が確認した数値と、実際に触って分かったことしか書かないようにしたところ、反応が変わりました。あわせて全ての見出しをPREP法で組み直し、結論を先頭に置いています。
読者が見出しを開いた瞬間に答えが見えるかどうかが、滞在時間に直結すると実感しました。順位が頭打ちだという方は、一次情報を1つ足すところから始めるのがおすすめです。
カニバリで自分の記事同士が評価を奪い合った失敗談
記事数を増やすことに集中していた時期、似たテーマの記事を並行して出していました。結果として同じキーワードで自分の記事が2本並び、どちらも中途半端な順位で止まる状態になりました。さらに広告を貼りすぎて、本文より広告が目立つページも作ってしまっています。
対処法はシンプルで、狙うキーワードを1記事に1つだけ割り当て、重複した側は統合するか役割を変えるかの二択です。記事を足す前に、いま持っている記事の担当キーワードを一覧化するほうが先でした。記事数が20本を超えたという方は、一度棚卸しするのがおすすめです。
成果が突然ゼロになり、サーバー側まで疑った話
運営中のブログで、Amazonアソシエイトの紹介料が1週間ほど¥0になったことがあります。クリックは記録され、サーチコンソールの表示回数も落ちていないのに、成果だけが止まるという状況でした。原因の切り分けでは12個の仮説を立て、最終的にサーバーのPHPバージョンを切り替えています。
ここで効いたのが、日々サーチコンソールを見ていたことでした。平常時の数字を知らなければ、異常にも気づけません。計測を習慣にしておきたいという方は、週1回でも検索パフォーマンスを開くのがおすすめです。
このときに立てた12個の仮説と、エックスサーバー上で行った対策はAmazonアソシエイトの紹介料が突然ゼロになったときの記録にまとめています。同じ状況に陥った方は参考にしてみてください。

無料ブログでは越えられなかった壁の話
筆者は2018年ごろ、無料ブログで野球ブログを書いていました。狙ったキーワードで検索5ページ目に入ったこともありましたが、そこから先に進めません。当時は常時SSLに非対応で、記事内に置ける広告数にも制限があったためです。自分でできる施策の幅が、サービス側の仕様で頭打ちになっていました。
そこで、レンタルサーバーを契約してWordPressへ移した結果、内部対策も収益化も自分で決められるようになっています。SEOを自分でやるなら、サーバー・環境も自分で握っておくほうが結局は早いという結論です。これからサーバー・環境を選ぶという方は、エックスサーバー全プランの比較を参考にしてみてください。
マイクロコピーを1行足したらクリック率が約3倍になった話
家電ブログでは、139記事についてGA4でリンクごとのクリック率を全数調べ、記事ごとの差を確かめたことがあります。また検証した記事では、購入ボタンの上に短い一言(マイクロコピー)を添えただけで、クリック率が約3倍に改善しました。順位を上げることと、読者に行動してもらうことは別の作業です。検索流入があるのに成果が出ない記事は、本文よりボタン周りを先に見直す価値があります。流入はあるのに収益が伸びないという方は、ボタン直前の一文を変えるところから始めるのがおすすめです。
ジャンルによって検索での評価の付き方がまるで違った話
同じやり方で書いても、ジャンルによって検索での評価の付き方は大きく違いました。家電ブログで2026年8月に始めたヘアアイロンの記事は上位に入った一方、同じ時期に始めたドライヤーの記事は順位が伸び悩んでいます。またディスプレイのようなジャンルは筆者のブログには合わず、シェーバーや美容家電のような小物家電のほうが、個人ブログでも検索で評価を得やすいと感じています。書き方より先に、どのジャンルなら個人が上位に入れるかを見極めることが大切でした。どのジャンルで書くか迷っているという方は、検索結果に個人ブログが並んでいる検索語から選ぶのがおすすめです。
まとめ|自分でできるSEO対策は「観測」と「継続」に集約される

自分でできるSEO対策を、前提・4ステップ・難易度別チェックリスト・無料ツール・体験談の順に整理しました。やることは多く見えますが、最初にやるのはサーチコンソールの設置ひとつだけです。数字が見えるようになって初めて、リライトすべき記事が特定できます。
筆者の失敗は、記事を増やすことそのものが目的化したときに起きました。カニバリも広告の貼りすぎも、読者ではなく自分の作業量を見ていた結果です。記事を1本足す前に、既存記事の担当キーワードを一覧化するだけで、多くの遠回りは避けられます。
なお、施策を打つためにサイトの表示速度や安定性は無視できません。サーバー選びから見直したい方は、10日間の無料お試しが付くエックスサーバーから確認するのがおすすめです。

